こんにちは。
対話力インストラクター・2級ファイナンシャルプランニング技能士のオオノです。
前回の記事でも少し触れましたが
4月5月は、私の業務の年間を通して一番ご相談の多いシーズンです。
新生活の始まり、様々な「困った」に対し
対話力の観点・FPの観点からアドバイスを行っています。
今日は自動車保険についてのお話です。
免許をとったばかりのお子様が家の車を運転する際
当然ですが自動車保険について考える必要があります。
普段は「夫婦限定」「35歳以上」などの
「運転者範囲」と「年齢条件」を指定していたとします。
たまたま帰省していた大学生の子どもさんが家の車を運転させてほしい、と言われたとき
あなたならどうしますか?
運転者範囲を「家族限定」に広げますか?
年齢条件を「21歳未満でも運転可能」なものに変更しますか?
それでは保険料の大幅アップになりますよね。
例えば、そのようにして親御様の自動車保険の適応条件を広げて、
子どもさんもきちんと保障してもらえる状態にして、
万が一子どもさんが事故を起こしてしまった場合
今後の等級ダウンとともに保険料も上がってしまいます。
では「たまにしか運転しない人」は
自動車保険をどうするのがベストなのでしょうか。
「帰省した間だけ乗りたい」だけではなく
「用事があるときだけ同居親族の車を借りたい」
「急用で友人の車を運転することになった」
など、親族か他人かに関わらず
「自分名義ではない他人の車を短期的に運転する場合」には
ワンコイン・ワンデー自動車保険が便利です。
「ちょいのり自動車保険」「1day自動車保険」など
保険会社によって商品名は様々ですが
契約当日からの保険始期設定が可能ですし
1日当たりだいたい500円程度で済みます。
急に運転しなければならなくなった当日の加入でもOKです。
保障内容は通常契約する自動車保険のベースになるものとほぼ同等です。
(対人対物無制限、など。各社の差異は予めご確認ください)
費用面の負担が減るだけでなく、補償もしっかり、急な加入にも対応している面で
近頃では随分認知が進んできています。
背景には、自分名義の車を持たない人が増えてきているということがあるようですが
それにしても保険は必要ですので
このように安価で簡単に加入でき、しかも必要な日数のみ加入できるという考え方は
スマートで無駄がなくて、私は個人的にとても合理的だと思います。
各保険会社にて、加入条件や詳細が違いますので
ご興味を持たれた方は各損害保険会社HPにてご覧くださいませ。
以下はその一例です。
・三井住友海上「1DAY保険」
・東京海上日動「ちょいのり保険」
・あいおいニッセイ同和保険「ワンデーサポーター」
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