こんにちは、芙蓉プランニングのオオノです。
先日、長崎商工会議所主催の、異業種名刺交換会へ参加してきました。
様々な業種の方と、短い時間の中で
その日だけで百枚近くの名刺交換をさせていただきました。
当日参加された皆様、本当にお疲れさまでした。
名刺交換をさせていただきながら、そのほとんどの方から尋ねられたことがあります。
「FPなのに保険売ってないんですか?もったいない。なんで販売しないんですか?」
この質問は、名刺交換会に限らず、普段からよく訊かれます。
この答えは、話すととても長くなるのですが、簡単に言うと
「金融商品販売ありきのアドバイスではなく、本当にお客様の事を考えたアドバイスをすることが使命だと思っていますので、一切販売はしないことにしています」
中には「それだけ色んな仕組みがわかっているのなら、販売したらもっと儲けが出るはず」
と助言くださる方もいらっしゃいます。
確かに、私が保険や金融商品の販売を一切やらないことは
ビジネスとしては良くないのかもしれません。
利益のことを考えると、助言のように、そうした方が良いでしょう。
逆に「あなたのように、販売による利益を追求しない、本当のアドバイスをくれるFPには初めて出会いました。応援しています」と言われることも多くなってきました。
大変嬉しく、ありがたいです。
世間の一般的なイメージからすると、どうしても「FP=保険屋さん=勧誘される」と思われがちで
確かにFP技能士の資格の保有率は、
金融機関に勤務する職員が大半なのですが
中にはごく少数ですが、私のように「独立系FP」といって
どこの会社にも属しない、アウトローのようなFPが存在します。
同じ独立系FPの人と話してみると、私と同じような理由で起業し独立している方ばかりです。
どこの会社にも属していない分、自分の努力でFPスキルを研鑽し続けなければなりませんし
日々様々な情報収集、お客様の管理など、独立系FPをやり続けるのは「自分との闘い」でもあります。
その一環として、私は自己研鑽のために「一般社団法人 金融財政事情研究会」の正会員として
毎月スキルアップのテストを継続して受けています。
金融商品の販売を行わない分、アドバイス料やレッスン料を頂戴しますので
当然、確かな情報を基に正しいアドバイスをすることが求められます。
このことから、プロとして日々の勉強は当然のことと考えています。
もう一つ、販売活動を行わない理由は、
「FPは保険だけのプロではない」
ということです。
FP技能士は3級~1級までありますが
学ぶ範囲として以下6項目があります。
・ライフプランニング
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・相続・事業承継
・不動産
これだけの範囲を学んで資格取得しているのに
FP=保険、と捉えられるのは非常にもったいないと考えています。
保険は、上記の学習範囲として「ライフプランニング」や「リスク管理」に該当するのですが
私としては、他の4項目に関してもキッチリ学んでいるのでどんどん相談してください!
と常々思っています。
特に不動産に関しては、私の場合は宅建資格取得の学習もしていますので大得意です。
FPは保険だけのプロではなく「お金と暮らしの総合アドバイザー」であるということは、もっと認知してもらいたいなぁ、と願っています。
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★芙蓉プランニングでは、様々な事業を展開していますが
FP領域としては以下の事業を行っています。
・マネーレッスン(個人・団体)
・FP技能士・資格取得対策レッスン(個人・団体)
・マネー専門誌への執筆活動(マネーの達人、他)
・お金専門Webサイトの登録専門家として、お金の相談回答業務(おかねアンサー)
・セミナー講師(オリジナルエンディングノート作成ワークショップ、企業の従業員向けお金の基本を学ぶセミナーなど)
※料金詳細につきましては、お気軽にメールフォームからお尋ねください。
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