私のエンディングノートワークショップに参加してくださった皆様にはお伝えしていますが
ここ数年で、エンディングノートの必須記入項目となりつつある内容があります。
それはいわゆる「デジタル遺産」関連のもので
「デジタル遺産」とは、パソコンやスマホの内のデータやネット上のやりとり全般を指し
それらを確認するためにはIDとパスワードが必要になります。
このIDとパスワードが不明であれば、デジタル遺産の整理や削除が一切できないということです。
特に最近ですと、仮想通貨やインターネット銀行でのやりとりなどは資産にかかわる問題ですので
その取扱いは非常に重要になってきます。
結局は「IDとパスワードを紙に書いて遺す」しか対応はないのですが
では、紙に書いて遺した場合、自身の生前に見られたくない場合がほとんどではないでしょうか。
この問題に関しては、エンディングノートワークショップに参加された皆様と
毎回ディスカッションをしています。
それぞれの置かれた環境やご家族状況も様々ですので
ご自身の場合はどうなのか、一度考えてみたらよろしいのではないでしょうか。
「生前見られても構わないので、他の情報とともにエンディングノートに記載しておく」
「エンディングノートとは別に書いておき、パスワードが書いてあるものは別に保管しておく」
いろんな意見があります。
皆さんは、どうされますか?
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