家族が困惑するデジタル遺産

私のエンディングノートワークショップに参加してくださった皆様にはお伝えしていますが

ここ数年で、エンディングノートの必須記入項目となりつつある内容があります。

それはいわゆる「デジタル遺産」関連のもので

「デジタル遺産」とは、パソコンやスマホの内のデータやネット上のやりとり全般を指し

それらを確認するためにはIDとパスワードが必要になります。

このIDとパスワードが不明であれば、デジタル遺産の整理や削除が一切できないということです。

特に最近ですと、仮想通貨やインターネット銀行でのやりとりなどは資産にかかわる問題ですので

その取扱いは非常に重要になってきます。

結局は「IDとパスワードを紙に書いて遺す」しか対応はないのですが

では、紙に書いて遺した場合、自身の生前に見られたくない場合がほとんどではないでしょうか。

この問題に関しては、エンディングノートワークショップに参加された皆様と

毎回ディスカッションをしています。

それぞれの置かれた環境やご家族状況も様々ですので

ご自身の場合はどうなのか、一度考えてみたらよろしいのではないでしょうか。

「生前見られても構わないので、他の情報とともにエンディングノートに記載しておく」

「エンディングノートとは別に書いておき、パスワードが書いてあるものは別に保管しておく」

いろんな意見があります。

皆さんは、どうされますか?

芙蓉プランニング

【保険を売らないFP】2級FP技能士(きんざいFPセンター正会員)として「相談」「講師」「執筆」「資格取得」を軸に業務を行っています。FP資格取得レッスン、マネー勉強会、コンサルティング、セミナー講師など。FP業務の他、対話力インストラクターや集客力アップアドバイスも行っています。

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