こんにちは。
対話力インストラクター・2級ファイナンシャルプランニング技能士のオオノです。
昨日の記事に引き続き、
新社会人の方向けのお金と保険の考え方についてお話していきます。
今日は、保険の話です。
といっても、保険の突っ込んだ内容のことではなくて
職場に来る生命保険の勧誘に対する話です。
はっきり申し上げますと
新社会人の方は保険加入の良いタイミングですので
保険会社各社のセールスさん達から多くの勧誘を受けると考えたほうがよいです。
4月は、各社共にアンケートキャンペーンと称して
お名前と生年月日だけでも書いてください、とお願いされることが多くあるかと思います。
その気がないのにうっかりアンケートに答えてしまうと、
翌日にはセールスレディが、御礼と称してボールペンやお菓子などを持ってきますが
保険の提案書と資料ももれなくドッサリもらう羽目になります。
本当に保険の話を聞いてみたい、検討している、という方は
どんどんアンケートにご協力いただけると大変喜ばれます。
しかし、保険に興味もないのに、押し切られてアンケートを書いてしまう場合は悲惨です。
ハッキリお断りができる方はまだよいですが
そうではない場合は、毎日のように昼休みにデスクにやってくる保険のセールス…
「親がかけてくれている保険があるので、いりません」などと断ろうもんなら
「もう社会人なので、ご自身でもひとつはかけておくべきです」などと
なぜかセールスから軽く説教されてしまい、精神的にも疲れてしまいます。
保険の断り文句に対する返答も、セールスの方々はお手の物です。
ここまで書くと、保険のセールスが悪人のように聞こえますが
セールスの方々は、使命感を持って保険の普及活動をしているだけです。
何も嘘をついているわけでもないですし、悪いことをしているわけでもありません。
セールスの方も仕事でやっていますので
例えば、あなたから断られたとしても、恨んだり妬んだり一切しません。
アンケート記入や保険の提案を断る人のほうが圧倒的に多いので
もはや「お断り」を気にするレベルではないのです。
ですので、本当に必要がないというのであれば
「今は検討していませんので、すみません」などと、ハッキリ断ってください。
そうすることで、セールスの方も「見込み客リスト」からあなたが除外され
次の行き先を考え、行動することができます。
なので、断ることが申し訳ない、とは思わなくて良いのです。
ハッキリ断るほうが、逆によかったりもします。
勧誘に対しては必要以上に身構えず、
ご自身の保険の見直しや新規加入を検討するタイミングになったら
その時は、どうぞセールスの方へ声をかけてみてください。
きっと喜んですぐに対応してくれることでしょう。
断られてナンボの世界なので、お客様の方から声をかけていただくことは
本当に嬉しく「最善を尽くそう」といつも以上に意気込みます。
新社会人の皆様におかれましては
仕事にも慣れないうちに、ほかの面でも悩みができると良くありませんので
「断れるレベルのものから断る勇気」を持って
少しでも心が軽くなっていただければ、と思います。
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