昨日3月1日、博多駅前のANAクラウンプラザホテル福岡にて開催された
日経ビジネスセミナー「出口戦略としてのM&A活用セミナー」に参加してきました。
百名の定員に対して申込者の抽選が行われるほどで、M&Aへの興味の高さがうかがわれました。
基調講演として、フレッシュネスバーガー創立者で実業家の栗原幹雄氏の講演があり
「3度のM&Aをで得たもの」をテーマにお話しされました。
3度のうち2度は「売る側」1度は「買う側」とどちらも経験されていて
その都度のM&Aに至るきっかけや背景などもユーモアを交えてお話しされ
あっという間の60分でした。
なかでも印象的だったのが「ビビッときた」という言葉が何度か出てきたことです。
ほっかほっか亭の創業からフレッシュネスバーガー創業、現在は外食チェーン店の経営も行っている
著名で有能な実業家の栗原さんが「ビビッときた」というご自身の直感を重視され優先していたことには
とても驚きました。(もちろん自分の直感を信じるだけの材料をお持ちだとは思うのですが…)
最後に照れ臭そうにおっしゃっていた言葉も同様の内容で
これまでのM&Aや事業の節目にあたって、ご家族や社員には一切相談しなかった、とのこと。
とても意外でしたが、誰にも相談せず自分で決めてきた理由は
「だって誰かに相談しても、みんな反対するだけだからね」と笑って仰っていました。
自分を信じる力、迷いなく進める強さ、とても勉強になり参加して本当に良かったセミナーでした。
これを機に栗原幹雄氏の著書を読んでみたくなりました。
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